長野県議会 2022-12-07 令和 4年11月定例会本会議-12月07日-03号
これらの取組を通じ、JAS認証取得による国内の製材品市場における流通性の向上や競争力の強化、また、新たな製品の生産や販路拡大による県産材の需要拡大に期待しております。
これらの取組を通じ、JAS認証取得による国内の製材品市場における流通性の向上や競争力の強化、また、新たな製品の生産や販路拡大による県産材の需要拡大に期待しております。
製材品につきましては、今回の輸出規制からは外れたところではあるんですが、先ほどから話がありますとおり、欧米等の金融制裁により代金決済等が滞れば、その辺も動かなくなるであろうということで、アメリカにおきましては昨年からウッドショックで製材品の価格が上昇したところでございますが、それが十か月ぶりの高値をつけるということで、アメリカの製材品市場は少し高値になっているということがありますので、本県からもそちらのほうに
流通の分野では、流通機構の統合や効率化に向けて製材品市場の機能改革や直送体制の整備。販売の分野では、共同受注とロットの確保、消費地の工務店とのネットワークの形成などが取り組みの方向性として検討されています。その他、木質バイオマスの利用の拡大なども振興につながるとの方向性が示されているところです。今後は、これらの方向性に沿った具体的な対策を検討していくこととしています。
山元の森林では、木材価格の低迷から、模様眺めで木を切り出さない状況にあり、一方、川下の原木製材品市場ではなかなか品ぞろえができず、なかなか買い手がつかない状況で、値崩れを起こすといった悪循環に陥っており、さらに、今回の災害による被害木は、買いたたきとも言える状況も見られ、場合によっては値段がつかない場合もあります。
一方、川下の原木・製材品市場では品ぞろえができません。買い手もなかなかつかないという悪循環に陥っております。このままでは森林の管理を担ってきた山村の存続そのものが危惧されるところであり、森林の適正な管理が心配されるところであります。こうした現状を打破するためには、林業生産コストの低減に向けた基盤整備、間伐等の森林整備の推進、木材流通体制の整備が急がれると考えられております。